二人並木道語り合った同じ夢
5年前の僕等が思う
「イマ」と「今」は違う
大切なものを切り捨ててここまで来たけど
僕が手にしたものって結局なんだろう。
信じる事に疲れた君にかけられる言葉
「大丈夫だよ」なんの根拠もなく
いつもと変わらぬ横顔の君に
「ありがとう」「頑張れよ」「また会おう」
ありふれた言葉を電車の発車のベルが遮った
今は涙堪えて差し出された右手を握りたい
「これで終わり」と身体が拒んでしまう
いつか今日があったから今があると
笑い合えるように歩きたいのに
なぜだろう 涙が止まらないんだ...
願う流れ星 離れてく二人の夢
あの日「ああすれば良かった」と赤い月に呟く
何も変わらない会えなくなる訳じゃないのに
戻れなくなるような感覚なんだろう
いつか終わりが来る事くらい僕も分かってた。
なんでだろう? 儚く消えてく
今までと同じ言葉をくれる君に
「さみしいよ」「ここにいてよ」「さよなら」心が泣いた
言えるはずのない感情を星に祈った
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絶対の僕は逃げないから 大丈夫一人でも歩ける
躓いて転んでも差し伸べてくれた優しいあの手はないけど
君と出逢えたこの夢が僕の生きる意味になったから
今は涙堪えて明日を見る君の事見ていたい
「これが始まり」さよならは言わず力込める
消えてく電車 5年後のイマになれるように
僕も進むよ。
君が繋いでくれた夢の欠片を持って
そう君がいなくても、
悔しくなるくらい求め続けてゆく
君がいないこの夢を....
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