地図上の世界では
こんな側にいるのに
実際の世界では少し遠い
会えない距離じゃないし
すぐに会える距離でもない
あーもどかしさが募ります
君が勧める歌を聞く度に
愛しさに変わるから
会ったら何を言おう。
会ったら何をしよう。
そんな事を考えて会えない日を過ごしてたよ
最終電車に間に合うように
『君行き』の電車に乗れるように
少し小走り気味な僕は
周りにはどう映ってるんだろう。
席について呼吸を整え
すぐに君にメールを送り返す
「今から向うから」
すれ違いは多いし、
会いたくても会えない日々
そしてたまにケンカ…
嫌になってしまうよこの中距離
でも何気のないメールが
他愛もない電話がやっぱ
君じゃなくちゃダメにさせる
誰にでも優しく素敵な君だから
不安にもなるけど…
ただの『ヤキモチ』と認めたくないだけ
別に君を疑ってるわけじゃないという事気付いてるでしょ?
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最終電車が進むにつれ
徐々に近づく君と僕の距離
会えない時間があるからこそ
今日がとっても楽しみだよ
焦る体を無理に抑え冷静なフリしてメール送る
「もうすぐ着くから」
無理に笑わなくて良い
泣きたい時は泣ける場所になる
その涙で僕も君も強くなってゆけるんだから
ありのままでいい。
最終電車は走り続ける
止まることのない時間みたい
平凡の中の一時
これがあるから頑張れるよ
『君に出会えて良かった』とか
『君に恋して良かった』とか
あー面と向かって言えないよ
最終電車が知らせる声
君行きの終点に到着
焦る身体抑えきれずに
君のとこまで1番に走ってゆく
「君に出会えてよかったよ」
「君に恋してよかったよ」
やっぱ好きだから言わせて
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