上書き 作詞曲 與那覇良大


僕のこの右手が掴んだ宝物は
いつの日かきっと上書きされていくんだ
それでいい。それでいいと思った。
僕のこの左手と繋がったあなたの手も
いつの日かきっと上書きされて消えんだ
それでいい。仕方ないと思った。

時に人は残酷だから
積み上げたものをゼロにしてしまう。
『今が1番幸せだよ』の言葉はどこの空

人ってさ弱くてさ強くてさ
だから支え合ってるのに
時間とともに過去は色褪せてさ
こんなに痛いのに無理して
大丈夫と笑っていても
これもいずれは過去だ。

どんなに思い出を作っても
壊れないようにしてても
いずれなくなってしまうなら
なにも望まずにいれば
傷つかなくてすむのかな?
そんな事が頭巡る 午前零時



過ごした時の中で当たり前になってたものは
あなたの中で何に塗りつぶされたの?
責めてるわけじゃないよ
だって僕も同じだからさ

いつかはあなたを
上書き出来る日が来るだろうけど
忘れた事さえ忘れる日も来るけど
全てをなかった事のようにして
生きる自信ないな
そんな事が頭巡る 午前零時

いつかした夢の話
書き換えなくちゃいけないな
大切なものを守る為に大切なものを
1つ置いていかなくちゃいけないんでしょう?

人ってさ弱くてさ強くてさ・・・
だから大事に出来るのに
過去があるから今があるけど
全部上書きされてく

いつかはあなたも
上書きされてしまう日が来るけど
忘れた事さえ忘れる日も来るけど
お互いにこれで良かったと
思える日がくればいいな
今日で終わり リセットしよう 午前零時